続続・地産地消大学 ―オルタナティブ地域学の試み―

長靴をはいた
おばちゃん教授
今日も行く!

「社会の中心的人物としては生活していない個人や小集団、閑散とした山村にだって、限りない可能性が秘められている。……そのための有効な手法として、地方大学が「地産地消大学」の要素を保有することの重要性を、社会に先駆けて提案、実践されてこられた軌跡をまとめたものが本書である」和歌山大学教授・中島敦司(本書「刊行に寄せて」より)


内容(目次より)

(一)楽しい民の一揆 
(二)水路探索 
(三)威風堂々 
(四)別のはなし 
(五)くるくるくまの 
(六)限界集落論争 
(七)熊野の廃校 
(八)梅王国の正念場 
(九)田んぼでお米を作りましょう 
(一〇)一六三九の吾(あ)が 
ほか、計46編を収録

「地域にこそ特性ある創造の種があり、それを大きく育てる土壌があります。」
和歌山大学経済学部同窓会「柑芦会」和歌山支部長・久山稔

著者 湯崎真梨子
判型、他 四六判並製 150ページ

著者紹介

湯崎 真梨子(ゆざきまりこ)

和歌山大学教授(人文社会科学系)。博士(学術)。大阪府立大学人間文化学研究科博士後期課程修了。放送局、広告出版会社勤務、文部科学省産学官連携コーディネーター等を経て現在に至る。専門は農村社会学、地域再生学。
著書:『地産地消大学』(南方新社、2014)、『続・地産地消大学』(南方新社、2015)、『熊野の廃校』(共著、南方新社、2015)、『都市と農村?交流から協働へ』(共著、日本経済評論社、2011)、『紀の国わたし物語』(編著、テクライツ、1998)
論文:“Spread of Photovoltaic Power Generation into Farmland under the FiT System”,(Journal of Environmental Information Science 43-5,2015)、「災害時孤立集落の『不安』と『安心』の要因」(日本地域政策研究第11号、2013)ほか。

型番 978-4-86124-360-8

定価 (販売価格)

1,500円(税込1,650円)
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