毒毒植物図鑑

野外活動の基本書

植物の汁でひどいかぶれ、とげでケガ、野草を食べるはずが毒草を食べた──などと、いうことがないように。 野外活動を安全にたのしむために最低これだけは知っておきたい、という基本書が登場します。


内容

I 誤食による中毒(食中毒)
  ニホンズイセン、チョウセンアサガオ、キツネノテブクロ、シキミ、オモト、ユズリハ、オシロイバナ、ヒガンバナ、ホウセンカ、アセビほか 104種
II 皮膚のかぶれ
 イラクサ、ハゼノキ、ウマノアシガタ、キツネノボタン、イチリンソウ、オオイタビ、オトギリソウ、テイカカズラ、ミツマタ、ノウゼンカズラほか 69種
III とげによる負傷
  メリケントキンソウ、ハリビユ、トマトダマシ、キンギンナスビ、ワルナスビ、ジャケツイバラ、サルトリイバラ 7種
IV 花粉アレルギー(花粉症)
  スギ、ヒノキ、カモガヤ、スズメノテッポウ、ホソムギ、ブタクサ、ヨモギ、カナムグラ、カラムシほか 12種

中毒、皮膚障害、とげ、花粉症等
毒草192種収録

著者 川原勝征
判型、他 A5判 オールカラー 128ページ

著者紹介

川原勝征(かわはら かつゆき)

1944年、鹿児島県姶良市加治木町に生まれる。1967年、鹿児島大学教育学部卒業。以降、2005年3月まで県内公立中学校7校で理科教諭として勤務。
以後、鹿児島大学教育学部・大学院理工学研究科非常勤講師(2007〜2014年度)、理科支援員(鹿児島県日置市、2008〜2014年度)。
【所属】
・日本シダの会・NPO法人「うるし里山ミュージアム」・鹿児島植物同好会・環境省「モニタリングサイト1000里地調査」調査員(Core site:姶良市漆)
【主な著書】
『霧島の花 木の花100選』(1999)、『屋久島 高地の植物』(2001)、『新版 屋久島の植物』(2003)、『野草を食べる』(2005)、『万葉集の植物たち』(2008)、『南九州の樹木図鑑』(2009)、『九州の蔓植物』(2012)、『植物あそび図鑑』(2013)、『食べる野草と薬草』(2015)ほか(すべて南方新社刊)

型番 978-4-86124-365-3

定価 (販売価格)

1,800円(税込1,980円)
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