近世・奄美流人の研究

知られざる流人の実像

西郷隆盛をはじめ多くの者が、江戸期、奄美諸島に遠島に処せられた。だが、その実態はほとんど知られていない。著者によって掘り起こされ、初めてまとめられた奄美流人史。幕末・維新史、薩摩藩政史、もちろん奄美史の研究に、この流人史は欠かせない。巻末資料に「奄美各島流人一覧」を収録。


内容(目次より)

総論
「奄美流人」を中心とした、奄美・薩摩藩関連概略史ほか
各論
第一章 流人種別
第二章 各種資料等に記された流人
第三章 奄美流人概要
第四章 奄美流人諸相
第五章 名越左源太と西郷隆盛
第六章 流人がもたらした奄美の教育文化
資料1 別表・奄美各島流人一覧
資料2 琉球(沖縄)・奄美・薩摩(鹿児島)関連史年表

西郷・維新研究に必須の一冊!

著者 箕輪 優
判型、他 A5判 上製本 390ページ

著者紹介

箕輪 優(みのわ ゆう)

1951年2月 奄美大島名瀬市(現奄美市)生まれ
1974年3月 國學院大學卒業
2011年3月 定年退職
2012年4月 成城大学大学院文学研究科日本常民文化専攻博士課程前期入学
2017年3月 同博士課程後期単位取得退学
論文
「近世における奄美遠島―「公儀流人」と「鴫之口騒動」の史料検討から―」(成城大学常民文化研究会『常民文化』第38号、2015年)
「享保十三年〈大島規模帳〉に関する考察―薩摩藩の奄美諸島支配について―」(成城大学常民文化研究会『常民文化』第39号、2016年)

型番 978-4-86124-370-7

定価 (販売価格)

3,800円(税込4,180円)
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