稲盛イズムの根源を探る ―50代の肉声に聞く

我欲の時代
今こそ、稲盛イズムへ

本書は、1980年代、50代の稲盛に密着取材したものを1冊にまとめた貴重な資料である。この頃、稲盛の経営思想が形成され、その後の京セラの飛躍を生んだ。著者は、稲盛に関する本を最初に上梓した元経済誌編集長。巻末には、第一次石油ショック後の1975年、「ゼロ成長時代をどう生きるか」の問いに答えた単独インタビューを掲載。


内容(目次より)

第一章 出会い
第二章 集団の幸せ
第三章 大胆と細心
第四章 作業着から背広へ
第五章 怒り
第六章 儲けの原点
第七章 生活体験
第八章 日常の生きざま
第九章 非難の渦
第十章 京セラと日立の文化
第十一章 潜在意識
第十二章 宇宙の意志
付録  稲盛和夫・単独インタビュー(1975年)


50代の稲盛に密着取材した貴重な記録

著者 加藤勝美
判型、他 A5判並製 190ページ

著者紹介

加藤勝美(かとう・かつみ)

1937(昭和12)年、秋田市生まれ。秋田高校を経て、大阪市立大学経済学部に1960年入学。卒業後、月刊誌『オール関西』編集部、PR誌、在阪出版社編集長などを経て、82年からフリー。
〈著書〉
『花のごとく影のごとく 森田トクノ八十四年の生涯』(現代創造社)、『京セラ超成長の秘密』(講談社)、『技術王国日立をつくった男・小平浪平伝』(PHP研究所)、『MK青木定雄のタクシー革命』(東洋経済新報社)、『夢見る雑草たち モスバーガー路地裏経営の解明』(出版文化社)、『経営者の息子に父は何を伝えたか』(同)、『ある少年の夢 稲盛和夫創業の原点』(同)、『親父のうしろ姿』(柴翠会出版)、『日立の頭脳(電子顕微鏡開発のドラマ)』(講談社)、『地鳴りが聞こえる』(大研医器)、『愛知大学を創った男たち 本間喜一、小岩井浄とその時代』(愛知大学)、『回想の試み その一』(私家版)、『ある安中派 加藤勝美評論集』(私家版)

型番 978-4-86124-386-8

定価 (販売価格)

1,800円(税込1,980円)
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