由緒ある田の神石像の数々

江戸期から連綿と
繋がれてきた
南九州独自の民間信仰

鹿児島・宮崎の南九州では、江戸中期から豊作、子孫繁栄を祈願して多くの田の神石像が祀られてきた。ほとんどの村々で田を見渡す所にその姿を見ることができるほどだ。
他の地域では見られない南九州独自の民間信仰である。これまでに確認されている2000体以上の中から、本書では特筆すべき110体を紹介する。


■内容(目次より)

はじめに
語句説明
第1章 鹿児島県有形民俗文化財20体の田の神石像
第2章 宮崎県の重要な田の神石像
第3章 由緒ある田の神石像
補 章 田の神データ

2000体以上の中から、鹿児島県有形民俗文化財20体を含め、特筆すべき110体を紹介する。

著者 八木幸夫
判型、他 A5判、152ページ

著者紹介

八木幸夫(やぎゆきお)、医学博士

1948年、宮崎県生まれ。鹿児島大学医学部卒業後、鹿児島大学大学院修士課程を修了し、現在は鹿児島県霧島市福山町にて有床診療所を経営している。午前中は検査や診察を行い、午後からは患者さんの自宅などへの往診や訪問診察に追われている。ただ、午後からの田舎の風景を目にすることが、大変息抜きにもなっており、田の神石像に出会えたのもその時である。
著書『田の神石像・全記録―南九州の民間信仰』

型番 978-4-86124-403-2

定価 (販売価格)

1,800円(税込1,980円)
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