古閑章 著作集 第三巻 小説3 長篇集 青春の相貌

古閑章 著作集全10巻(予定)
第三巻を刊行

梶井基次郎、梅崎春生、芥川龍之介、海音寺潮五郎等の作品研究や、独自の文学理論「読みの共振運動論」で著名な古閑章が、満を持して著作集全10巻(予定)を刊行開始する。


「青春の只中にある青年にとって、女性を好きになることは人生における一大事であり、そうした恋愛をテーマにした作品に一度は挑戦してみたかった。」(本書「あとがき」より)


内容(目次より)

序 章  真昼

第二章  出会い

第三章  佐伯祐子と片山精一

第四章  断絶

第五章  夢想

第六章  別れ

終 章  炎

注目の第3回配本は、作者の永年の夢、満を持して形にしえた恋愛長篇小説

著者 古閑 章
判型、他 A5判並製 154ページ

著者紹介

古閑 章(こがあきら)

1956年3月、熊本県生。1980年3月、熊本大学大学院文学研究科修了。鹿児島純心女子大学人間教育学部教授。鹿児島純心女子大学国際文化研究センター所長。博士(文学)。専門は、日本近代文学および鹿児島の近代文学。読みの共振運動論という文学理論。
著書として、『梶井基次郎研究』、『梶井基次郎の文学』(以上、おうふう)、『作家論への架橋』(日本図書センター)、『小説の相貌』、『天璋院篤姫と権領司キヲ』(以上、南方新社)、『子供の世界』(ジャプラン)、編著書として『新薩摩学6・7・10・11・12・13』(以上、南方新社)、『現代鹿児島小説大系1』(ジャプラン)ほか。

型番 978-4-86124-408-7

定価 (販売価格)

1,500円(税込1,650円)
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