悪石島民俗誌 ―村落祭祀の世界観―

人は何故、
共同体の中で祭り事を行うのか?

「奇習ボゼ」で知られるトカラ列島悪石島。著者は、年間を通して行われる村落祭祀の全体を把握し、個々の祭り、神々と聖地、祭祀組織、神と交信する巫女・ネーシを見ることで、村落祭祀の意義と目的を明らかにする。


内容(目次より)

第一部 悪石島の概観
 第一章 歴史的、地域的特性
 第二章 集落と共同体
第二部 村落祭祀を構成する文化的条件
 第三章 トカラ列島の巫女「ネーシ(内侍)」
 第四章 神々と聖地
 第五章 村落祭祀を担う祭祀組織
第三部 村落祭祀
 第六章 先祖の祭り
 第七章 神々の祭り
 第八章 豊作祈願と収穫祭
 第九章 正月行事
結語

本書を推薦します。
大阪大学COデザインセンターセンター長 池田光穂

著者 渡山恵子
判型、他 A5判、上製 190ページ

著者紹介

渡山恵子(わたりやま・けいこ)

1953年、鹿児島県悪石島生まれ。鹿児島県立病院在職中に慶応義塾大学文学部卒業(通信教育課程)、放送大学大学院修士課程修了。
論文:「地域に伝わる麻疹の看病―伝承とその由来について―」(看護学雑誌第61巻第11号1997年)、「無医離島のヘルスケアシステム―鹿児島県三島村の事例―」(熊本文化人類学第4号2005年)、「白川のショケツクイドン」(鹿児島民具第22号2010年)、他。
所属学会:日本民俗学会、鹿児島民俗学会、鹿児島民具学会、隼人文化研究会。

型番 978-4-86124-444-5

定価 (販売価格)

2,800円(税込3,080円)
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