曙の獅子 薩南維新秘録 薩英戦争編

若き薩摩の剣客、
幕末の動乱を奔る!

 相良金次郎は薩摩藩の与力という低い身分ながら、野太刀自顕流の使い手だった。藩内結社・精忠組の巨頭、有馬新七の弟子であり、その抜群の剣技によって、薩摩藩の若き家老、小松帯刀の窮地を救う。
 小松は恩人金次郎を家来にし、密命を与える。それは奄美から帰還した西郷吉之助を監視することだった──。
 幕末の京都に乗り込む島津久光率いる薩摩藩。師匠有馬を失う寺田屋事件という悲劇を乗り越え、小松の薫陶によって成長する金次郎。幕末の激動に身を投じた金次郎と小松帯刀の活躍を描く秘録巨編。


■内容(目次より)

序 章 出会い
第一章 寺田屋
第二章 生麦事件
第三章 薩英戦争
第四章 禁門の変

南日本新聞の人気連載小説、待望の書籍化!

著者 桐野作人
判型、他 A5判並製、212頁

著者紹介

桐野作人(きりの・さくじん)

1954年鹿児島県生まれ。歴史作家、武蔵野大学政治経済研究所客員研究員。
主な著書に『さつま人国誌』幕末・明治編1〜4、『龍馬暗殺』、『薩摩の密偵 桐野利秋』、『孤高の将軍 徳川慶喜』。
共著に『西郷隆盛という生き方』、『村田新八』、『愛犬の日本史』など多数。

型番 978-4-86124-463-6

定価 (販売価格)

2,000円(税込2,200円)
購入数


お知らせ


ブログ・からいも畑から


下田写真帳


メールマガジンで新刊案内をお送りさせていただきます

Top