曙の獅子 薩南維新秘録 大政奉還編

若き薩摩の剣客、
幕末の動乱を奔る!

 将軍慶喜が大政奉還を決意した。それまで愛憎半ばしていた薩摩藩では、小松が先頭に立って慶喜を説得し、ついに王政復古の地ならしを成し遂げた。しかし、小松は持病の悪化により京都政局から退場せざるをえなくなる。金次郎は小松の代わりに上京し、鳥羽伏見での会戦に向かった。
 薩摩藩の明治維新を活写する「薩英戦争編」の続編である。


■内容(目次より)

第五章 薩長同盟
第六章 自立割拠
第七章 大政奉還
第八章 鳥羽伏見
終 章 小松終焉

南日本新聞の人気連載小説、待望の書籍化!

著者 桐野作人
判型、他 A5判並製、210頁

著者紹介

桐野作人(きりの・さくじん)

1954年鹿児島県生まれ。歴史作家、武蔵野大学政治経済研究所客員研究員。
主な著書に『さつま人国誌』幕末・明治編1〜4、『龍馬暗殺』、『薩摩の密偵 桐野利秋』、『孤高の将軍 徳川慶喜』。
共著に『西郷隆盛という生き方』、『村田新八』、『愛犬の日本史』など多数。

型番 978-4-86124-464-3

定価 (販売価格)

2,000円(税込2,200円)
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