古閑章著作集 第八巻 文学研究1 “読みの共振運動論”の試み(前篇)


梶井基次郎研究で不動の
地位を築いた著者が展開する
文学研究法、書き手論、作品論

■内容(目次より)

第一章 読みの方法 ―“読みの共振運動論”の提唱―
第二章 二葉亭四迷「浮雲」論
第三章 泉鏡花「龍潭譚」論
第四章 夏目漱石の文学
第五章 芥川龍之介「羅生門」論
第六章 梶井基次郎「檸檬」論
第七章 梅崎春生の文学

もう一度読みたくなる。
近代文学への格好の手引書

著者 古閑 章
判型、他 A5判、300頁

著者紹介

古閑 章(こが あきら)

1956年3月、熊本県生。1980年3月、熊本大学大学院文学研究科修了。鹿児島純心女子大学人間教育学部教授、鹿児島純心女子大学国際文化研究センター所長を経て現在は小説家・近代文学評論家。鹿児島純心女子大学名誉教授。博士(文学)。専門は、日本近代文学および鹿児島の近代文学。読みの共振運動論という文学理論。著書として、『梶井基次郎研究』、『梶井基次郎の文学』(以上、おうふう)、『作家論への架橋』(日本図書センター)、『小説の相貌』、『天璋院篤姫と権領司キヲ』(以上、南方新社)、『子供の世界』(ジャプラン)、編著書として『新薩摩学6・7・10・11・12・13・14・15』『「仕方がない」日本人をめぐって 近代日本の文学と思想』(以上、南方新社)、『現代鹿児島小説大系1』(ジャプラン)ほか。2020年9月、『古閑章著作集 第1巻 小説1 短篇集「子供の世界」』(南方新社)により、第23回 日本自費出版文化賞特別賞を受賞。

型番 978-4-86124-477-3

定価 (販売価格)

1,800円(税込1,980円)
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