西欧古地図に見る鹿児島 CANGOXUMA(カンゴシュマ)「島」への旅

大航海時代、
   伝説のジパング
      そして鹿児島

16世紀、絶頂期を迎える大航海時代。ポルトガル、スペインなどの西欧諸国は、富を求め、未知の世界に挑んだ。伝説の島ジパング、特に鹿児島は、この時代、地図上にどう描かれていたのか。古地図を巡る旅が始まった。
ヴェーリュ、オルテリウス、キサトゥス、プランシウス、レーラント……、数々の古地図が俎上に上り、謎が解かれていく。


■内容(目次より)

第1部 Cangoxuma島への旅
 第1章 16世紀後半の西欧古地図に見られる地名としての鹿児島(その1)ほか
第2部 いわゆる Cangoxina(カンゴシナ)をめぐって
 第1章 カンゴシナ(Congoxina)記載のメルカトル地図とその系譜 ほか
第3部 メルカトル世界図(1569年)にみられる日本地名についての考察
 1.Lequio minorなど 2.Mazacarなど 3.ヒューズの地名表 ほか
第4部 ミナト考
 1.リンスホーテン『ポルトガル人航海記』におけるミナトの記述から ほか

ヴェーリュ、オルテリウス、キサトゥス、プランシウス、レーラント……、数々の古地図が俎上に上り、謎が解かれていく。

編著者 寺邑昭信
判型、他 A5判、319ページ

著者紹介

寺邑昭信(てらむら あきのぶ)

1946年生まれ。東京大学文学部哲学専修課程卒業、同大学院人文科学研究科哲学専門課程博士課程単位取得退学。もと鹿児島大学教員(教養部、法文学部)。鹿児島大学名誉教授。近現代西洋哲学、特に前期ハイデガー存在論を研究。 「ハイデガー『存在と時間』註解(1)〜(12)」(鹿児島大学リポジトリ)、『ハイデガー『存在と時間』入門』(共著 講談社学術文庫)、『ヤスパース ハイデガーとの対決』(共訳 紀伊國屋書店)、『ウィーン小景』(鹿児島大学リポジトリ)等。

型番 978-4-86124-484-1

定価 (販売価格)

3,800円(税込4,180円)
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