ゆるしの奄美 ―福音を生きる―

「行くところ、行くところに教会がある」

日本有数のキリスト者の地、奄美大島。このことはあまり知られていない。
明治時代に宣教がはじまり、大正時代には隆盛をほこる。だが、昭和に入るや大迫害にみまわれた。戦後は、米軍統治という困難にさらされた。
迫害・戦争・差別の三重苦。奄美のキリスト者たちは、いかに生きてきたのか――。


■内容(目次より)

 第一章 勃興
 第二章 隆盛と迫害
 第三章 戦後の宣教
 第四章 吉満義彦
 第五章 島尾敏雄
 第六章 本田哲郎
 奄美のこころ ―拾遺集―

迫害・戦争・差別の三重苦。奄美のキリスト者たちは、いかに生きてきたのか――。

著者 諏訪勝郎
判型、他 四六判、268ページ

著者プロフィール

諏訪勝郎(すわ・かつろう)

ラ・サール中学・高等学校倫理科教員。著書に『ポルトガル・ノート ―文学・芸術紀行 魂の源流をもとめて―』(彩流社、2006年)、『サウダーデということ ―ポルトガルの魂についての考察―』(同上、2008年)、『アンテーロ・デ・ケンタルの全ソネット集 ―および、その生涯と思想に関する考察』(えにし書房、2023年)。共著に『ひびきあう日本文化と福音 ―三者三様のおもい』(阿部仲麻呂、高橋勝幸、教友社、2023年)。そのほか、「ポルトガルのこころ」(長崎新聞、2011年)など。

型番 978-4-86124-528-2

定価 (販売価格)

2,000円(税込2,200円)
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