かごしま戦国絵巻

【2月上旬刊行・ご予約受付中！】かごしま戦国絵巻

戦国乱世を楽しく学ぶ!!

戦国時代、最強と言われた〝島津武士団〟。ゲームや漫画でも注目される鹿児島の武将たちが本書に一挙登場する。
九州の覇権を争う合戦の数々で軍功を挙げた家久、関ヶ原で敵中突破を果たした義弘、弓馬に秀でた歳久、そしておみくじばかりする義久……。
もちろん彼らを輩出した背景も詳しく解説しており、九州の戦国時代を楽しく学べる一冊。幕末薩摩の人々の活躍をまとめた前著『かごしま維新伝心』に続き、鹿児島の歴史研究に長年取り組む著者が書いたものである。

■内容（目次より）

戦国島津を知る前に
　（戦国乱世／大航海時代の窓口／島津の目標と「海の道」）
第１章　三州大乱と海
　（紅蓮の戦火と島津忠昌／桂庵玄樹の教え　ほか全15編）
第２章　三州統一の轍
　（城から城へ／老中・伊集院忠朗／岩剣城の戦いと島津の戦術　ほか全16編）
第３章　九州平定の夢
　（九州探題・大友宗麟／耳川の戦いと山田有信　ほか全16編）
第４章　豊臣政権の嵐
　（豊臣政権のもとで／久保と亀寿／京を中心とした交流　ほか全14編）
第５章　天下泰平の道
　（幸侃殺害と庄内の乱／家康からの依頼／三成からのいざない　ほか全11編）
外伝　戦国島津当今錦絵
　（大隅正八幡宮奉納　島津貴久鎧／霧島山御宮奉納　島津忠平鎧　ほか全7枚）

南日本新聞の人気連載を
どどんとボリュームアップ！

＼子どもから大人までこの一冊／

著者	岩川拓夫
絵	東雲ののか
判型、他	A5判・180ページ・オールカラー

著者紹介

岩川拓夫　IWAKAWA Takuo

1985年鹿児島生まれ。大阪大学大学院を修了後、尚古集成館や日置市教育委員会、仙巌園で学芸員をつとめる。県内外で講演会やシンポジウムに登壇するほか、歴史を活かしたイベントを企画・運営。鹿児島国際大学非常勤講師や西郷南洲顕彰館専門委員などをつとめる。主な著書に『シリーズ・中世西国武士の研究1 薩摩島津氏』（戎光祥出版）、『新薩摩学８中世薩摩の雄渋谷氏』（南方新社）など（いずれも共著）。2023年、『かごしま維新伝心』（南方新社）を東雲ののかとともに刊行する。

東雲ののか　SHINONOME Nonoka

1989年鹿屋市生まれ。2015年、第３回かごしま漫画クロデミー賞一般コマ部門最優秀賞受賞。2022年、第９回かごしま漫画クロデミー賞 with SDGs ストーリー・コマ部門最優秀賞受賞。2023年、『かごしま維新伝心』（南方新社）を岩川拓夫とともに刊行する。