鑑真幻影―薩摩坊津・遣唐使船・肥前鹿瀬津

古代史の謎を解く

古代の日中交易には、未だ数多くの謎が残る。遣唐使船の南島路への実態と鑑真和上の日本での足取りを、 史料をくまなく検証する。

内容(目次より)

プロローグ
第一章 南九州と遣唐使船
第二章 鑑真一行の行程
第三章 肥前鹿瀬津に上陸したのか
第四章 薩摩坊津と遣唐使船
エピローグ

著者 中村明蔵
判型、他 四六判 並製 216ページ

著者紹介

中村 明蔵(なかむら あきぞう)

1935年、福岡県北九州市生まれ。1962年、立命館大学大学院日本史学専攻修士課程修了。
ラ・サール高校教諭、鹿児島女子短期大学教授を経て、現在、鹿児島国際大学国際文化学部教授。文学博士。主な著書に、「飛鳥の朝廷」(評論社)「熊襲と隼人」(同)「隼人の研究」(学生社)「隼人の楯」(同)「熊襲・隼人の社会史研究」(名著出版)「隼人と律令国家」(同)「南九州古代ロマン」(丸山学芸図書)「新訂 隼人の研究」(同)「クマソの虚構と実像」(同)「かごしま文庫(29)ハヤト・南島共和国」(春苑堂出版)「古代隼人社会の構造と展開」(岩田書院)「神になった隼人」(南日本新聞社)「隼人の古代史」(平凡社新書)「薩摩 民衆支配の構造」(南方新社)

型番 4-86124-040-9

定価 (販売価格)

1,800円(税込1,980円)
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