小笠原シリーズ3 小笠原ことばしゃべる辞典

日本語(琉球語を含む)、アイヌ語に並ぶ日本列島、第3の言語

それまで無人島だった小笠原に、5人の欧米人と20人の太平洋諸島民が暮らし始めた。江戸末期、1830年のことだった。その後、日本人が入植。戦後はアメリカ軍政下におかれ、日本に返還されたのは1968年。いまも南洋系、欧米系、日系と多様な人々が暮らし、話されることばは、日本語と英語の混合言語であり、独特の体系をもっている。

音声ファイル548本、CD-ROMに収録

内容

見出し語――1456語
コラム数――40話
使用例――735文
音声ファイル――548本(CD-ROMに収録)

著者 ダニエル・ロング、橋本直幸
判型、他 A5判 364ページ

著者紹介

ダニエル・ロング (Daniel Long)

1963年、アメリカ合衆国テネシー州生まれ。大阪大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。大阪樟蔭女子大学助教授を経て、現在東京都立大学人文学部助教授。NPO法人小笠原自然文化研究所理事。著書には『小笠原学ことはじめ』、『応用社会言語学』、『社会言語学図集』(共著)などがある。専門は社会言語学、言語接触論。

橋本 直幸(はしもと なおゆき)

1977年、山口県下関市生まれ。現在、東京都立大学大学院博士後期課程在学中。横浜国立大学、実践女子大学非常勤講師。修士(教育学)。論文に、「小笠原欧米系島民の日本語に見られる文法的特徴」(共著)、「『と思っている』について―日本語母語話者と日本語学習者の使用傾向の違いから―」(『日本語文法』3-1)など。専門は日本語教育学。

型番 4-86124-044-1

定価 (販売価格)

6,000円(税込6,600円)
購入数


お知らせ


ブログ・からいも畑から


下田写真帳


メールマガジンで新刊案内をお送りさせていただきます

Top