鹿児島近代社会運動史

明治・大正・昭和、人々は理想に生きた

民権運動、小作争議、労働運動、無産運動……。
思想言論統制と弾圧の中で闘いは繰り広げられた。


内容(目次より)

第一部 明治初期の民権運動と士族
第二部 明治後期、大正、昭和前期の農民運動、
    労働運動、社会主義運動
    �農民運動と社会主義思想の流入
    �軍国主義社会を闘い抜く
第三部 農民運動史の人々
第四部 プロレタリア作家同盟事件と木原安弥
資 料 柏田盛文「国会開設建言書」写本

大磯徳武、濱田仁左衛門、冨吉榮二、木原安弥……。
無数のキラ星が、燦然と輝く。

著者 久米雅章他
判型、他 A5判上製 356ページ

著者紹介

久米雅章(くめ まさあき)

1958年、鹿児島県屋久町生まれ。福岡大学法学部卒業。樟南高等学校社会科教諭。鹿児島県近現代史研究会代表、鹿児島県高等学校歴史部会、近世史研究会、鹿児島県歴史教育者協議会会員。著書『西南戦争従軍記』(南方新社)など。

松永明敏(まつなが あきとし)

1948年、鹿児島県阿久根市生まれ。県立阿久根農業高校卒業後、国鉄(志布志町・臨時雇用)、紙加工会社(川内市)などで働き、1974年日本社会党鹿児島県本部に書記局員として入局。主に平和運動、機関紙活動に従事。著書『古往還』『流れおんじょ』など。鹿児島県近現代史研究会会員。

川嵜兼孝(かわさき かねたか)

1933年、鹿児島県加治木町生まれ。中学校社会科教師として勤務の後、鹿児島大学非常勤講師。「夏・冬休みの友」執筆に参加。『牧園町郷土誌』『十島村誌』『図説 米騒動と民主主義の発展』『鹿児島県地名大辞典』『鹿児島県の地名』等を共著。加治木町文化財保護審議会会長。歴史教育者協議会会員。

型番 4-86124-054-9

定価 (販売価格)

3,600円(税込3,960円)
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