写真集　島から　鹿児島県甑島列島

薩摩川内市誕生記念　村から市へ
甑島の30年を撮る

長目の浜、ナポレオン岩、甑大明神、棚田、大漁旗、十五の旅立ち、トシドン様、武士踊り、カノコユリ……
雄大な自然と貴重な民俗を残す甑三島を、島に生まれたカメラマンが撮り続けた。

◎甑島列島

2004年10月、里・上甑・鹿島・下甑の甑島四村は、薩摩川内市となった。
10万５千人の薩摩川内市民の１割にも満たない、7200人が住む甑島列島。
村から市へ、おおきな変革の中にあっても、人々の暮らしはかつてと同じように営々と続いている。

著者	原?岩雄
判型、他	A５判変型並製　１４７ページ（カラー１００枚、モノクロ１００枚）

著者紹介

原?岩雄（はらさき・いわお）

1950年（昭和25）１月，鹿児島県薩摩郡下甑村手打に生まれる。1972年，東京写真専門学校卒業。1973年，「中央公論」に「島」発表。1975年，下甑村役場に勤務。1976年，写真集「島」を自費出版。1977年，西日本新聞に「甑島点描」20回連載。1979年，４人の仲間と共にフォトグループ「風」結成，第１回フォトグループ風・写真展「島から」を鹿児島市の高島屋プラザで開催。1983年，第５回「風」写真展「見ることにかける」1998年，朝日新聞「JAPAN QUARTERLY」，「KYOTO JOURNAL」に掲載。
現在，薩摩川内市役所下甑支所に勤務。