新薩摩学4 薩摩と留学生

留学先進地・薩摩

 南に大きく海の広がる薩摩は、古来海洋王国の名を冠され、数多くの渡航者を輩出してきた。
 本書は、日本人初のヨーロッパ留学生ベルナルド、近代日本の礎をつくった薩摩藩英国留学生、英国医療を学んだ高木兼寛、アメリカぶどう王長沢鼎の軌跡を追った。

内容(目次より)

第一部 薩摩と留学生
 第一章 薩摩藩英国留学生と近代日本(犬塚 孝明)
 第二章 最初のヨーロッパ留学生(松下 栄子)
 第三章 鷲津尺魔『長沢鼎翁伝』・縮刷口語版(門田 明)
 第四章 高木兼寛と英国留学(木場 冨喜)
第二部 補論・現代留学事情
 第一章 国際化時代の留学生支援(児玉 奈々)
 第二章 余ハ如何ニシテ佛蘭西語?師トナリシ乎(久木田英史)

留学生の激動の軌跡をたどる

著者 鹿児島純心女子大学国際文化研究センター編
判型、他 四六判並製 223ページ

著者紹介

犬塚 孝明(鹿児島純心女子大学国際人間学部長・教授)

松下 栄子(鹿児島純心女子大学国際人間学部助教授)

門田  明(鹿児島県立短期大学名誉教授)

木場 冨喜(鹿児島純心女子大学名誉教授)

児玉 奈々(鹿児島純心女子大学国際人間学部講師)

久木田英史(鹿児島純心女子大学国際人間学部助教授)

型番 4-86124-076-X

定価 (販売価格)

1,800円(税込1,980円)
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