村落共同体 崩壊の構造

戦後、無数の村が消えた。

 先祖代々受け継がれてきた土地を、人々はなぜ去るのか。去らねばならなかったのか。本書は、商品貨幣経済の浸透、農漁業と賃労働、個人主義、交通・通信、高等教育の普及など、多角的に検証した。

内容(目次より)

 第1部 トカラの島じま
  第1章 トカラ列島の自然と社会
  第2章 歴史
  第3章 文化
  第4章 地域の特徴
  第5章 産業・経済
 第2部 臥蛇島無人島への歴史
  第1章 臥蛇島の自然と社会
  第2章 全島民移住計画の策定

人々はなぜ、去ったのか。

著者 皆村武一
判型、他 四六判 221ページ

著者紹介

皆村武一(みなむら たけいち)

1945年、沖永良部島・和泊町生まれ。1963年鹿児島大学文理学部卒。1973年3月、九州大学大学院経済学研究科博士課程単位取得後退学。1988年経済学博士。現在、鹿児島大学法文学部教授。専門分野は国際経済システム、経済発展論。主著『奄美近代経済社会論』(晃洋書房、1988年)、『戦後奄美経済社会論』(日本経済評論社、2003年)ほか。

型番 4-86124-078-6

定価 (販売価格)

2,400円(税込2,640円)
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