鹿児島藩の民衆と生活

封建制の極北、
農村社会の知られざる実像

封建制の極北で、農民はしたたかに生き抜いた。門割制の実態、門百姓の生活、農民的商品、土地集積、金貸し……。数々の史料で明らかになる鹿児島藩農民の暮らし。

内容(目次より)

序  章 地域史としての鹿児島藩
第一章 鹿児島藩研究史の一課題
第二章 門百姓の生活
第三章 菜種の生産と流通
第四章 幕末期の門割制度と農業経営
第五章 赤米と奄美の稲栽培
第六章 唐通事の二形態と奄美への流人

近世農民史研究の成果が結実

著者 松下志朗
判型、他 A5判 上製本 227ページ

著者紹介

松下志朗(まつした しろう)

1933年鹿児島県生まれ。1967年九州大学大学院文学研究科中退。1986年九州大学経済学部教授、1996年福岡大学商学部教授、2003年退職。
主な著書に『近世奄美の支配と社会』(第一書房)『幕藩制社会と石高制』(塙書房)『石高制と九州の藩財政』(九州大学出版会)『近世九州の差別と周縁民衆』(海鳥社)他。
共編に『宮崎県史』(史料編 近世1〜6、宮崎県刊)『宮崎県史』(通史編 近世上・下、宮崎県刊)『都城市史』(史料編 近世1〜5、都城市刊)他。

型番 4-86124-087-5

定価 (販売価格)

2,800円(税込3,080円)
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