鹿実野球と久保克之

全国制覇を成し遂げた
名物監督の理念を追う。

 夏12回、春7回という甲子園常連校鹿実の監督、久保克之。1996年春には全国制覇を成し遂げた。半生を野球に賭けた名物監督の指導理念、教育理念を追う。
 愚直な一教師の生き方は、真のリーダーシップ、あるいは教育のあり方を浮き彫りにする。

内容

第1部 鹿実野球部と人間・久保克之を語る
 第1章 近くて遠い人――妻・久保妙子
 第2章 「久保野球」の基礎――下川洋一
 第3章 ターニングポイント――定岡正二・松元昭義
 第4章 「二代目」の生き様――竹之内和志
 第5章 二人の「親父」――川島英和
 第6章 「どん底」から「最強」へ――宮下正一
 第7章 「かごしまの母」――池本弘乃
 第8章 子供たちのための野球を――吉留勝己
 第9章 「三つ巴」がもたらしたもの――小鷹英雄
 第10章 「全国制覇」を託された男――枦山智博

第2部 久保克之自伝
 第1章 私の野球歴
 第2章 「遠き甲子園」を求めて
 第3章 私の指導理念

真のリーダー像、あるいは教育者像を見る。

著者 久保 克之、政 純一郎
判型、他 四六判上製 311ページ

著者紹介

久保 克之(くぼ かつゆき)

1938年2月10日、鹿児島県日置郡金峰町出身。鹿児島実時代は投手、外野手、主将として活躍。日本大学経済学部経済学科卒業後、ブリヂストンタイヤでの社会人勤務を経て、67年10月より母校・鹿実の商業科教諭、野球部監督に就任。35年間の監督生活で春7回、夏12回、計19回の甲子園に導き、96年春センバツでは全国制覇も成し遂げた。監督引退後も、野球部長として20回目の甲子園出場を果たしている。現在、野球部総監督、同校指導監(副校長)。

政 純一郎(つかさ じゅんいちろう)

1974年12月18日、鹿児島県鹿児島市出身。鶴丸高校、同志社大学文学部社会学科新聞学専攻卒。98年より6年間、鹿児島新報社で鹿児島のスポーツをメーンに取材・執筆活動。2005年に「スポーツかごしま新聞社」を設立。著書に「地域スポーツに夢をのせて」(南方新社)。

型番 978-4-86124-104-8

定価 (販売価格)

2,000円(税込2,200円)
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