琉球軍記 薩琉軍談

1609年、薩摩・島津武士団は何をしたのか。

1609年、幕府の内諾を得た薩摩島津軍は、奄美・琉球を侵略した。本書では、戦闘からそれほど間をおかずに記録されたと思われる「琉球軍記」と、戦闘から百年以上たってから書かれたと思われる創作物語「薩琉軍談」を収録した。今につながるこの歴史的事件を、侵略四百周年を目前にして検証する。

内容(目次より)

一 琉球軍記(読み下し)
一 琉球軍記(解読)
一 薩琉軍談(意訳)
一 薩琉軍談(解読)

奄美・琉球侵略を検証する。

著者 山下文武
判型、他 A5判並製、93ページ

著者紹介

山下文武(やました ふみたけ)

1926年、奄美市住用町生まれ。1960年東洋大学文学部史学科卒業。名瀬市誌編纂委員、住用村教育長、改訂名瀬市誌編纂委員長、千葉大学非常勤講師などを経て、現在奄美市文化財保護審議会会長、法政大学沖縄文化研究所国内研究員、瀬戸内町誌編纂委員、奄美看護福祉専門学校非常勤講師、奄美郷土研究会会員。著書に『嘉永6年の奄美』(ひるぎ社)、『奄美の歴史さまざま』(奄美文化財団)、『奄美の針突(ハヅキ)』(まろうど社)など。

型番 978-4-86124-112-3

定価 (販売価格)

2,000円(税込2,200円)
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