奄美大島物語 増補版

奄美学の父・文(かざり) 英吉―。
伝説の名著を遂に復刊

奄美各地の古老を訪ね、各文献を渉猟した成果として『奄美民謡大観』の大業を成し遂げた著者は、一般向けに、それまでに蒐集した島唄、昔話、伝説を盛り込んだ『奄美大島物語』を刊行し、圧倒的な支持を集めた。
本書は、著者の未刊行作品「野茶坊物語」「神父さん群像」を加え、没後50年を期して刊行するものである。

内容(目次より)

第一部 奄美大島物語
 (1)歴史物語篇
 (2)民芸土俗篇
 (3)民話篇
第二部 野茶坊物語
第三部 神父さん群像

未刊行作品「野茶坊物語」「神父さん群像」を加えて――。

著者 文 英吉
判型、他 四六判上製 569ページ

著者紹介

<1890年(明治23年)奄美大島生まれ。大島税務署、大島島庁職員などを経て、「大島朝日新聞」編集長、奄美博物館主事、奄美図書館長、奄美大島復帰協議会副議長、奄美日米文化会館長を歴任。この間、雑誌「南島」を創刊。無産運動の奄美新興同志会を結成、委員長に就任。
著書に『奄美大島民謡大観』(昭和8年)、『奄美大島民謡曲集』(長男紀雄との共著、昭和29年)、『奄美大島物語』(昭和32年)、改訂増補版『奄美民謡大観』(昭和41年)など。1957年(昭和32年)逝去。

型番 978-4-86124-127-7

定価 (販売価格)

3,600円(税込3,960円)
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