天璋院篤姫と権領司キヲ　―時代を超えた薩摩おごじょ―

全国の耳目を集めた２人

ＮＨＫ大河ドラマ「篤姫」、ＴＢＳ木下圭介アワー「女と刀」。薩摩という特殊な風土が二人のヒロインを生んだ。
本書では、時代を超えた二人のパワーの源を探る。

内容（目次より）

まえがき
序　章　本書の試み　―自立する女性の相貌―
第一章　「天璋院篤姫」の世界
第二章　「女と刀」の世界
あとがき

ＮＨＫ大河ドラマ「篤姫」、
ＴＢＳ木下圭介アワー「女と刀」。
二人のヒロインを追う。

著者	古閑章
判型、他	四六判並製　２２９ページ

著者紹介

古閑章（こが　あきら）

1956年、熊本県生まれ。1980年、熊本大学大学院文学研究科修了。2006年10月、「梶井基次郎の文学」によって博士（文学）の学位を取得（熊本大学大学院社会文化科学研究科）。現在、鹿児島純心女子大学国際人間学部教授。著書に『梶井基次郎研究』（おうふう）、『作家論への架橋―“読みの共振運動論”序説』（日本図書センター）、『小説の相貌―“読みの共振運動論”の試み―』（南方新社）、『梶井基次郎の文学』（おうふう）、共著は、鹿児島純心女子大学国際文化研究センター編『新薩摩学１　世界の中の「さつま」』（南方新社）ほか多数。