南大東島の人と自然

不思議の島・南大東島

沖縄の東海上350キロに南大東島は浮かぶ。
無人島のこの島に八丈島移民の開拓が始まったのは1900年。いま1300余人が暮らす。
絶海の海洋島ゆえ、他所では見られぬ固有の動植物も数多い。

内容(目次より)

プロローグ      東 和明
第1部 南大東島の歴史と文化
 第1章 製糖業   中井精一
 第2章 漁業    飯田 卓
 第3章 言語景観  ダニエル・ロング
 第4章 音風景   岩田茉莉江
 第5章 鉄道    加田芳英
第2部 南大東島の自然
 第1章 湿地の生物 中川雄三
 第2章 コウモリ  金城和三
 第3章 植物    横田昌嗣
 第4章 鳥類 高木昌興・松井 晋
 第5章 昆虫    長嶺邦雄
第3部 南大東島の遊び方
 見所40項目    東 和明
コラム 南大東島のえらい人14人

南大東島のガイドブックが初めて出来た。

著者 中井精一、東 和明、ダニエル・ロング編著
判型、他 A5判 243ページ

著者紹介

中井精一(なかい せいいち)

1962年、奈良県生まれ。大阪外国語大学大学院修了。富山大学人文学部准教授。専門は、日本語学、社会言語学。主な著書に『シリーズ・日本語のしくみを探る7 社会言語学のしくみ』(研究社)、『社会言語学の調査と研究の技法』(おうふう)、『日本のフールド言語学』(桂書房)などがある。

東 和明(ひがし かずあき)

1977年、東京都生まれ。和光大学経済学部卒業。東京で映像関係の仕事を経て、1999年、母親が生まれ育った南大東島に移住。建設作業、給食調理に従事。2002年より南大東・島まるごと館の管理運営に携わる。現在、島まるごと館副館長。NPO法人南大東島Dongosabows(ドンゴサボウズ)理事。

ダニエル・ロング (Daniel Long)

1963年、アメリカ合衆国テネシー州生まれ。大阪大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。現在首都大学東京人文科学研究科准教授。著書に『小笠原学ことはじめ』『応用社会言語学』『社会言語学図集』(共著)など。専門は社会言語学、言語接触論。

型番 978-4-86124-147-5

定価 (販売価格)

2,400円(税込2,640円)
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