トカラ列島(南日本の民俗文化誌3)

2009年、皆既日食の島

2009年の皆既日食で、世界的な注目を集めるトカラ列島。九州の南方海上に、点々と浮かぶ島々である。
ヤマト文化と琉球文化の接点でもあり、独特の民俗文化、秘儀が育まれてきた。
日食を機に、この島々の文化も脚光を浴びる。

内容(目次より)

第一章
 島ごとの民俗・歴史のあらまし/口之島/中之島/臥蛇島/平島/諏訪之瀬島/悪石島/小宝島/宝島

第二章
 テーマごとの民俗誌/村落組織/正業/交通・交易・通信/衣・食・住/人生儀礼/信仰伝承/年中行事と神祭り/社会生活/民俗知識/伝説・昔話

第三章
 補 遺/悪石島盆踊りとボゼの出現ほか

独特の民俗文化と秘儀を訪ねて

著者 下野敏見
判型、他 A5判 上製本 352ページ

著者紹介

下野敏見(しもの としみ)

1929年、鹿児島県南九州市知覧町生まれ。1954年、鹿児島大学卒業。鹿児島大学教授、鹿児島純心女子大学教授を勤む。文学博士(筑波大学)。日本民俗学会会員、日本民具学会会員、日本口承文芸学会会員、日本芸能学会会員。第1回柳田国男賞受賞。第52回南日本文化賞受賞。

型番 978-4-86124-148-2

定価 (販売価格)

3,500円(税込3,850円)
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