小さき者たちの戦争

戦後の長い対立に
橋を架けるために

「小さき者」であるがゆえに、戦争という強大な力に翻弄され、人を殺め、傷ついてきたわたしたち。直面する戦争といかに向き合い、いかに生きるかを改めて問う、渾身のルポルタージュ。

毎日新聞好評連載、
渾身のルポルタージュ

内容(目次より)

第一章 背中の残像を追って
第二章 描かれなかった惨劇
第三章 敵を抱きとめた母性
第四章 出征兵士たちの港
第五章 二つの笑顔の間で
第六章 南京―沈黙の深い淵から
第七章 快楽としての戦争
第八章 「強さ」より確かなもの
第九章 わが内なる「靖国」超えて

著者 福岡賢正
判型、他 A5判 224ページ

著者紹介

福岡賢正(ふくおか けんせい)

1961年熊本県生まれ。京都大学農学部卒。83年毎日新聞社入社。久留米支局、福岡総局社会部、人吉通信部、福岡本部学芸課などをへて、現在は編集委員。
著書に『国が川を壊す理由』(葦書房)、『男の子育て風雲録』(毎日新聞社)、『たのしい不便』(南方新社)、『隠された風景』(南方新社)、『小さき者として語る平和』(南方新社)

型番 978-4-86124-187-1

定価 (販売価格)

1,600円(税込1,760円)
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