「仕方がない」日本人をめぐって―近代日本の文学と思想―

日本人の精神に深く食い込んだ
「仕方がない」

近代文学研究者にして俳人・首藤基澄氏提唱の「仕方がない」日本人をキー・ワードに、夏目漱石・芥川龍之介・高村光太郎・金子光晴・野間宏・遠藤周作の代表作を論じる。日本人を再発見する文学ファン待望の一冊。

日本人を再発見する文学ファン待望の一冊

内容(目次より)

第一章 夏目漱石「こゝろ」/首藤基澄
第二章 芥川龍之介「羅生門」/古閑 章
第三章 高村光太郎と金子光晴/浦田義和
第四章 野間宏「暗い絵」/和田 勉
第五章 遠藤周作「海と毒薬」/管原とよ子
第六章 基調講演とパネリスト報告
     基調講演
     日本人の生を写した「仕方がない」/古江研也
     パネリスト報告
     文学研究者にして俳人/永田満徳
     首藤氏の俳句と「仕方がない生」/馬場純二
第七章 夏目漱石「草枕」/永田満徳

編者 古閑 章

著者紹介

首藤基澄(熊本大学名誉教授)

古閑 章 (鹿児島純心女子大学国際人間学部教授)

浦田義和(佐賀大学文化教育学部教授)

和田 勉 (九州産業大学国際文化学部教授)

管原とよ子(八女学院高等学校非常勤講師)

古江研也(熊本高等専門学校教授)

永田満徳(熊本県立鹿本商工高等学校教諭)

馬場純二(熊本県立阿蘇高等学校教諭)

型番 978-4-86124-192-5

定価 (販売価格)

2,000円(税込2,200円)
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