奄美沖縄 環境史資料集成

 

琉球弧における自然資源利用の歴史

奄美・沖縄は、湿潤亜熱帯の島嶼という条件のもとにユニークな生物多様性を誇る。また、言語さえも島ごとに異なるという文化の多様性がある。この生物と文化の多様性に満ちた琉球弧は、人間が自然の中で生きていく知恵の宝庫でもあった。
総合地球環境学研究所プロジェクト報告。

附録資料DVDには、土地利用と植生の変遷が分かる1945年米軍撮影高精細空中写真や、明治以降の統計数値データ集などを収録。

内容(目次より)

第1章 1945年高精細空中写真の世界
第2章 海の恵み
第3章 野と山の恵み
第4章 地名が語る生物と文化の多様性
第5章 残された記録と記憶
第6章 島の精神世界
第7章 統計書の世界
第8章 生物と文化の明日のために
附録資料DVD:1945年米軍撮影高精細空中写真他

編者 安渓遊地、当山昌直
判型、他 A5判 上製本 附録資料DVD 710ページ

編者紹介

安渓遊地(あんけい ゆうじ)

1951年生まれ。日本生態学会自然保護専門委員。山口県立大学国際文化学部教授。人類学専攻。主な著作に『西表島の農耕文化』(法政大学出版局)、宮本常一との共著で『調査されるという迷惑』(みずのわ出版)など。

当山昌直(とうやま まさなお)

1951年、沖縄県那覇市生まれ。日本爬虫両棲類学会、沖縄生物学会に所属。(財)沖縄県文化振興会史料編集室室長。沖縄県史の編集に携わる。動物学専攻。主な著作に『琉球列島の陸水生物』(東海大出版、共著)など。

型番 978-4-86124-206-9

定価 (販売価格)

9,800円(税込10,780円)
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