南西諸島史料集 第5巻奄美諸家文書

全5巻、遂に完結。
『奄美諸家文書』刊行

奄美各地の家々に残された史料から、近世末期の島民の諸相を明らかにする。
公的記録である「代官記」にも記載のない徳之島から大島への1700人余の逃散、飢饉のため琉球に借米した際の対応や運送方法を記した「窪田家文書」、薩摩藩統治過程における島役人の対応や考え方を記した「松岡家文書」、唐船方掛としての役目柄、中国文が記載されている「叶生家文書」、初めて世に出される「奥山家文書」などを収録。
奄美諸島民や役人の実態、制度、異国対策、また近世徳之島の砂糖物品交換価格を初めて明らかにするなど、これまでにない史料集が登場する。

奄美諸島民の諸相を明らかにする

内容(目次より)

1、猿渡文書
2、志岐家文書
3、盛山家文書
4、奥山家文書(1)
5、奥山家文書(2)
6、大島林家系図
   7、大島林家遺言記録
8、加家系図
9、田畑家隠居跡文書
10、慶家文書
11、叶生家文書
12、窪田家文書(1)
13、窪田家文書(2)
14、住用間切栄家文書
15、程進儀由来勤功書
16、隣家文書
17、松岡家文書

編者 山下文武
判型、他 A5判 上製本 布クロス 箱入り 484ページ

[全五巻セットでのご購入]

編者紹介

山下文武(やました ふみたけ)

1926年生まれ。1960年東洋大学文学部史学科卒業。名瀬市誌編纂委員、住用村教育長、改訂名瀬市誌編纂委員長、千葉大学非常勤講師、瀬戸内町誌編纂委員、名瀬市文化財保護審議会会長(2006年から奄美市文化財保護審議会会長)などを経て、現在法政大学沖縄文化研究所国内研究員、奄美看護福祉専門学校非常勤講師、奄美郷土研究会会員。
著書に『嘉永六年の奄美』(ひるぎ社)、『奄美の歴史さまざま』(奄美文化財団)、『奄美の針突(ハヅキ)』(まろうど社)、『琉球軍記 薩琉軍談』(南方新社)など。

型番 978-4-86124-240-3

定価 (販売価格)

18,000円(税込19,800円)
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