鹿児島ふるさとの昔話2

語り継ぎたい先人の心

本書は、南九州民俗学の第一人者・下野敏見が、おもに昭和30年代〜50年代にかけて、実際に県内各地を歩き、直接古老から聞き取った話をまとめたものである。
北薩から奄美諸島まで、各地域から厳選した168話を、方言を生かしながら紹介する。全文新たに発表する内容である。

民衆の知恵と伝統が息づく昔話

内容(目次より)

一、北薩の昔話・世間話
二、鹿児島市、他の昔話
三、南薩の昔話・伝説・世間話
四、大隅の昔話
五、甑島の昔話・伝説
六、種子島の昔話
七、屋久島の昔話
八、口永良部島の伝説・世間話
九、トカラの昔話
十、奄美諸島の昔話・伝説・世間話
十一、加計呂麻島の昔話・伝説・世間話
十二、現代の昔話がたり(語り部たち)

著者 下野敏見
判型、他 A5判 312ページ

著者紹介

下野敏見(しもの としみ)

1929年、鹿児島県南九州市知覧町生まれ。1954年、鹿児島大学卒業。鹿児島県内各地高校教諭をへて鹿児島大学教授、鹿児島純心女子大学教授。文学博士(筑波大学)。鹿児島民俗学会顧問、鹿児島民具学会会長、日本民俗学会会員、日本口承文芸学会会員、民俗芸能学会評議員、日本歌謡学会評議員、南島史学会評議員、奄美沖縄民間文芸学会会員。
第1回柳田国男賞受賞。第52回南日本文化賞受賞。

型番 978-4-86124-246-5

定価 (販売価格)

1,800円(税込1,980円)
購入数


お知らせ


ブログ・からいも畑から


下田写真帳


メールマガジンで新刊案内をお送りさせていただきます

Top