奄美ことわざカルタ

琉球弧・奄美で語り継がれたことわざを厳選。

奄美には消滅危機言語のひとつとして国連(ユネスコ)が指定した独特の奄美語がある。この奄美の島々で、古来より子や孫へと伝えられてきたことわざ。そこには、日本本土とは異なる自然観や、先人の教え、知恵が凝縮されている。

諺監修は、7000もの諺を収録した『奄美諸島の諺集成』の編者三上絢子。絵はケンムンのイラストで知られる上原和江。英語監修はメガン・マクリーズ。

著者 三上絢子、上原和江
判型、他 B6判

著者紹介

諺監修・三上絢子(みかみ あやこ、旧姓・坂井)

国学院大学大学院博士課程後期修了・専攻・文学・経済学。所属団体・沖縄国際大学特別研究員・ 法政大学沖縄文化研究所国内研究員。
1992年、亡父坂井友直の遺した著書をまとめ「奄美郷土史選集」全2巻を発刊。「奄美歌掛け文化保存会」を奄美にて立ち上げ、2011年の第8回目「歌掛けの夕べ」を開催する。現在、同顧問も務める。論文「戦後米国統治下の奄美経済」を2013年春に発刊予定「奄美の儀礼的シマ歌に見る地域性」他多数。2012年「奄美諸島の諺集成」発刊。

絵・上原和江(うえはら かずえ)

1974年岡山県生まれ。2008年に渡米、アートスチューデントリーグでデッサンと油絵を学ぶ。表現媒体として布を選択、リユースアートと創作童話で初の個展。3.11の地震後、地球から頂いたものでアート、衣を創ることを決意。初めて藍を建て、10月に鎮魂の祈りを込め染と創作童話と詩で個展、12年3月11日反原子力をテーマにグループショー。12年4月より奄美にて染織の世界を追求するため大島紬の織り修行中。

型番 978-4-86124-260-1

定価 (販売価格)

1,500円(税込1,650円)
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