学生や市民のための生物多様性読本

人間の生活の根本が生物多様性に支えられていることは、半ば常識化していると言っていい。環境保全上の最も重要なキーワード「生物多様性」関連の書籍も多数刊行されている。しかし、一部に特化され全体を概観したものは、ほとんど見られない。あらゆる分野を網羅した本書は、大学生のテキスト、市民活動のバイブルして最適の一冊である。

「生物多様性」の全てを網羅、大学生のテキスト、市民活動のバイブル

内容(目次より)

序 章 日本の田園風景は戦後激変した
第1章 生物多様性とは何か
第2章 なぜ生物多様性が重要か
第3章 生物多様性条約と国内法の整備
第4章 生物多様性の危機
第5章 生物多様性と日本の自然
第6章 自然再生
第7章 生物多様性を守る条約や法律
第8章 生物多様性保全に向けて
おわりに
巻末資料 年表、生物リスト、用語集

著者 上赤博文
判型、他 A5判 222ページ

著者紹介

上赤博文(かみあか ひろふみ)

1955年、佐賀県牛津町生まれ。広島大学理学部生物学科卒業、鳴門教育大学大学院学校教育研究科修了。県立高校教諭、佐賀短期大学准教授を経て、現在西九州大学子ども学部准教授。専門は、植物生態学(主に河原植生、水草、雑草群落)。最近の関心分野は保全生態学で、絶滅危惧植物、外来植物、そして里地・里山の植物について調査・研究を行っている。著書に『増補改訂版 校庭の雑草』(南方新社)、『日本列島・花maps,九州・沖縄の花part2』(共著、北隆館)、『佐賀の自然をたずねて』(共著、築地書館)、『ちょっと待ってケナフ!これでいいのビオトープ?』(地人書館)、『子ども学のすすめ』(共著、佐賀新聞社)。

型番 978-4-86124-274-8

定価 (販売価格)

2,400円(税込2,640円)
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