奄美戦時下 米軍航空写真集

高精細の米軍航空写真が、奄美の集落を記録した

第二次世界大戦中、軍事目的で奄美の各集落を撮影した高精細の米軍航空写真が、長い時を経てついにベールを脱ぐ。
埋め立てや護岸工事以前の地形、田畑の状況、自然植生など、遥か昔から変わることのない、懐かしい集落そのものの姿が刻まれている。
総写真点数180点を収録。

懐かしい集落の姿が刻まれている。

内容(目次より)

米国国立公文書館、韓国済州大学校、沖縄県公文書館が公開した下記の米軍航空写真。
龍郷町
西原、芦徳長浜、芦徳、蒲田、里、赤尾木、根原、加世間
奄美市
小湊、真名津町、古田町、久里町、永田町、井根町、幸町、末広町、港町、入舟町、金久町、柳町、矢之脇町、塩浜町、長浜町、朝仁町、浜里町、小宿、平松町、知名瀬、根瀬部
大和村
湯湾釜、国直、大和浜、津名久、大金久、大棚
宇検村
西古見、管純、久慈、篠川、屋純、名柄
瀬戸内町
小名瀬、白浜、深浦、阿鉄、油井、久根津、手安、須手、古仁屋、瀬久井、清水、蘇刈、嘉鉄、武名、三浦、俵、勢里、瀬相、請阿室、池地、与路
喜界町
荒木、中里、湾、赤連、池治、中間、先内、中熊、坂嶺、伊砂、伊実久、小野津、上嘉鉄、浦原、先山、花良治、阿伝、嘉鈍、塩道、早町、白水、佐手久、志戸桶、川嶺、羽里、滝川、城久、山田、大朝戸、島中
徳之島町
山、畦、花徳、井之川、諸田、徳和瀬、亀津、亀徳
天城町
松原、岡前、浅間、三京、西阿木名
伊仙町
小島、崎原、犬田布、糸木名
知名町
正名、住吉、徳時、知名、瀬利覚、黒貫、芦清良、屋者、余多、新城、久志検
和泊町
古里、皆川、和泊、喜美留、永嶺、畦布、伊延、出花、西原、国頭、仁志、谷山、後蘭、内城、根折、玉城
与論町
立長

著者 当山昌直、安渓遊地
判型、他 B5判 143ページ

著者紹介

当山昌直(とうやま まさなお)

1951年、沖縄県那覇市生まれ。日本爬虫両棲類学会、沖縄生物学会に所属。(財)沖縄県文化振興会史料編集室室長。沖縄県史の編集に携わる。動物学専攻。主な著作に『奄美沖縄 環境史資料集成』(南方新社、共著)『琉球列島の陸水生物』(東海大出版、共著)など。

安渓遊地(あんけい ゆうじ)

1951年生まれ。日本生態学会自然保護専門委員。山口県立大学国際文化学部教授。人類学専攻。主な著作に『奄美沖縄 環境史資料集成』(南方新社、共著)『西表島の農耕文化』(法政大学出版局)宮本常一との共著で『調査されるという迷惑』(みずのわ出版)など。

型番 978-4-86124-280-9

定価 (販売価格)

3,600円(税込3,960円)
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