鹿児島環境学特別編─地域を照らす交響学─

「奄美、琉球」世界自然遺産へ向けて

「地域」の環境問題に取り組む「鹿児島環境学」プロジェクト。
本書では、文学、教育、美術、植物、生態、環境行政、マスコミ、通訳、エネルギー政策、環境保全といった多面的なアプローチで、環境問題をとらえる。
世界自然遺産専門家であり、日本の全ての世界自然遺産(屋久島、白神山地、知床、小笠原諸島)の重要性を強く認識するレスリー・F・モロイ氏の基調講演も収録。
「地域発の環境学」という新しい学問の、これからを展望する。

「地域発の環境学」を展望する

内容(目次より)

プレリュード
第一楽章 知と実践の響演
・交錯する視線 南西諸島
・鹿児島環境学と環境教育
・描かれた鹿児島の風景
・植物系統学と美術工芸
・異分野融合の試みから考える「人と自然の関係」
・保護地域と地域づくり
・奄美の情報発信力
・鹿児島の自然をどう伝えるか
・FUKUSHIMAから考える
・海とつき合う
第二楽章 対談 鹿児島環境学がめざすもの
第三楽章 鹿児島環境学国際シンポジウム2012「奄美、世界遺産への道」抄録
◎基調講演「奄美群島の世界遺産の可能性と課題」(レスリー・F・モロイ)
終楽章 リレー書簡

編者 鹿児島大学 鹿児島環境学研究会
判型、他 A5判 225ページ

著者紹介

小野寺 浩 (東京大学特任教授、鹿児島大学客員教授)

西村 明 (東京大学大学院人文社会系研究科准教授)

高津 孝 (鹿児島大学法文学部教授)

小栗有子 (鹿児島大学生涯学習教育研究センター准教授)

深港恭子 (薩摩伝承館学芸員)

宮本旬子 (鹿児島大学大学院理工学研究科准教授)

河合 渓 (鹿児島大学国際島嶼教育研究センター教授)

岡野隆宏 (鹿児島大学教育センター特任准教授)

丸山健太郎 (南日本放送取締役経営企画局長)

山崎美智子 (アイエス通訳システムズ代表取締役)

岩田治郎 (一般財団法人鹿児島県環境技術協会理事)

有村智明 (鹿児島県農政部経営技術課参事)

型番 978-4-86124-285-4

定価 (販売価格)

2,000円(税込2,200円)
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