いのち寿ぐために―「たすけあい佐賀」の宅老所から―

寄りそう老人介護

高齢化によって増え続ける社会保障費などの問題から、長寿がまるで罪悪のような雰囲気が生まれつつある。
認知症でも、体が不自由でも、人が最後まで尊厳を持って生きられる社会を目指すことはできないのか。
その問いを抱いた著者は、お年寄りが集う宅老所に通った。
老いの日々を懸命に生きる人たちと、全身全霊で世話をする人たち。
問いの答えがそこにあった。

毎日新聞好評連載企画

内容(目次より)

「生きる」を支える
思いをつないで
ぬくもりを感じながら

著者 福岡賢正
判型、他 四六判 189ページ

著者紹介

福岡賢正(ふくおか けんせい)

1961年熊本県生まれ。京都大学農学部卒。83年毎日新聞社入社。久留米支局、福岡総局社会部、人吉通信部、福岡本部学芸課などを経て、現在は編集委員。
著書に『国が川を壊す理由』(葦書房)、『男の子育て風雲録』(毎日新聞社)、『たのしい不便』『隠された風景』『小さき者たちの戦争』『小さき者として語る平和』『幸せのかたち』『「修羅」から「地人」へ』(以上、いずれも南方新社)

型番 978-4-86124-308-0

定価 (販売価格)

1,800円(税込1,980円)
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