続・地産地消大学―オルタナティブ地域学の試み―

長靴をはいたおばちゃん教授
今日も行く!

人口減少によって崩壊寸前の地方。都市あるいは大企業に頼らず地域独自の技術、資源を地域の人々が保持し、活用することで、持続的な地域と豊かな自治が形成される。内発的発展論の具体的な実践例が次々に姿を現していく。

自らの暮らしを自らで決め、創っていくことが「地域自治」の本質であり、そのパワーが「地域力」である。
 ――地域再生機構副理事長 野村典博

内容(目次より)

第一部
(一)熊野カフェ
(二)コントロール
(三)オルタナティブ―食と農の学校から
(四)山の電気
(五)食の空白を埋める―サンマ寿司から学ぶ
(六)ご当地発電
ほか27編
第二部 写真特集
(一)地域で使える低炭素技術利活用講座
(二)低炭素技術を内包する地域の調査
(三)地域でできる低炭素技術と社会のための実証実験
(四)自らつくり、自ら活用する、地域のために

著者 湯崎真梨子
判型、他 四六判 150ページ

著者紹介

湯崎真梨子(ゆざき まりこ)

和歌山大学産学連携・研究支援センター教授 。博士(学術)。大阪府立大学人間文化学研究科博士後期課程終了。放送局、広告出版会社勤務、文部科学省産学官連携コーディネーター等を経て現在に至る。専門は、農村社会学、地域再生学。
著書:『地産地消大学』(南方新社、2014)、共著書:『都市と農村―交流から協働へ』(日本経済評論社、2011)『紀の国わたし物語―うみやまさとまちに生きる』(テクライツ、1998)
論文:「災害時孤立集落の「不安」と「安心」の要因―台風12号における高齢山村、平井区の事例」(日本地域政策研究第11号、2013)ほか

型番 978-4-86124-316-5

定価 (販売価格)

1,500円(税込1,650円)
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