小笠原シリーズ6小笠原案内

知っておきたい、特異な島の基本情報

東京から南へ約1,000キロの太平洋上に位置する小笠原諸島は、東西約1,800キロ、南北約1,000キロもの広大な範囲に散在する180を超える島々から構成されている。
この島々は、過去に一度も大陸や日本島と陸続きになったことのない海洋島ゆえ、固有種の宝庫であり、進化の証拠が凝縮された宝の島である。
本書は、気象学専門の著者が、気象・気候を中心に、その自然環境、動植物、農業、島の歴史、文化など多方面にわたり解説する。
この魅力的な亜熱帯の島・小笠原の、新たな一面を知ることができる一冊である。

世界自然遺産の島

内容(目次より)

カラー口絵
1 小笠原の地理的・地形的特徴
2 小笠原の気候の特徴
3 父島・母島の歴史
4 小笠原父島・母島の特徴
5 小笠原の動植物
6 小笠原の農林業
7 小笠原の詳しい気象と気候

著者 真木太一、真木みどり
判型、他 B5判 94ページ(うち、口絵・カラー写真16ページ)

著者紹介

真木太一(まき たいち)

1944年1月愛媛県生まれ、68年九州大学大学院修士課程修了、99年愛媛大学教授、2001年九州大学教授(03年日本農学賞、読売農学賞、05年紫綬褒章)、07年琉球大学教授を経て、09年筑波大学客員教授、現在に至る。
主著:『風害と防風施設』(文永堂出版)、『風と自然』(開発社)、『農業気象災害と対策』(共著、養賢堂)、『緑の沙漠を夢見て』(メディアファクトリー)、『砂漠の中のシルクロード』(共著、新日本出版)、『大気環境学』(朝倉書店)、『風で読む地球環境』(古今書院)、『風の事典』(共著、丸善出版)、『人工降雨』(共著、技報堂出版)、『黄砂と口蹄疫』(技報堂出版)ほか

真木みどり(まき みどり)

1946年3月熊本県生まれ、69年駒澤大学文学部地理歴史学科卒、90〜92年つくば市立小・中学校非常勤講師を経て、92年精神科クリニック子どもの園学習指導員、現在に至る。
著書:『自閉症治療スペクトラム』(共著、金剛出版)、『砂漠の中のシルクロード』(共著、新日本出版)、『つくしんぼのびた』(共著、公文教育出版)、『風の事典』(共著、丸善出版)

型番 978-4-86124-245-8

定価 (販売価格)

1,200円(税込1,320円)
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