写真集 活火山 桜島

大爆発は近い!

鹿児島湾奥(姶良カルデラ)直下10キロには、毎年1000万立方メートルのマグマが供給され、周辺地盤は不気味な隆起を続けている。
本書は、1980年代、南岳山頂火口の活動が激しい時期から、2006年に昭和火口が再活動を始め、現在に至るまで活発な火山活動を続ける桜島の姿を収録した。
爆発的噴火の瞬間、空高く舞い上がる噴煙、発生した火山雷、噴出する火山弾、火砕流、火映現象……。
そこでは、まるで天地創造を思わせるような光景が繰り広げられていた。

桜島は、様々な噴火規模と形態をとりながら成長してきた。火山活動はマグマの累積的蓄積の歴史であり、常に進化するのである。
――京都大学防災研究所火山活動研究センター・井口正人

著者 西井上剛資
判型、他 A4判変型 120ページ

著者紹介

西井上剛資(にしいのうえ つよし)

1954年、鹿児島県隼人町に生まれる。1980年、鹿児島大学で地質学の学位をとる。1986年、富士ネイチャーフォトコンテストでグランプリ受賞。1991年、西オーストラリア博物館・地球惑星科学部に留学。1993年、写真集「桜島─火山幻想─」(誠文堂新光社)を発表。1993年、ナショナル・ジオグラフィック誌(米)に作品掲載。1995年、天文台「輝北天球館」館長。1998年、かごしま文庫「星空」(春苑堂出版)を出版。2003年、小惑星11915番が「Nishiinoue」と命名される。2013年、枕崎天文台台長。

型番 978-4-86124-267-0

定価 (販売価格)

2,500円(税込2,750円)
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